コラム一覧
失敗しない!建売住宅の購入から引っ越しまでの流れを解説

失敗しない!建売住宅の購入から引っ越しまでの流れを解説

はじめてのマイホーム購入を検討されている方は、
・どのように物件を探すのか
・購入までの流れはどうなっているのか
・資金をどのくらい用意すればいいのか
など気になることがたくさん出てきますよね。

ここでは、住宅選びからお引越しまで、失敗しないように手順をわかりやすく説明していきます。
不動産購入のステップ

ステップ1:物件探し

物件を探すといっても、様々な物件がある中で自分の気に入った建売住宅をどのように探していけばいいでしょうか?利便性や地域の治安、子育て世代であれば自治体の支援が充実しているかということがポイントになりますよね。そうしたことを考慮してエリアを絞っていきましょう。そして大まかなエリアが決まったら、次のような方法がありますので参考にしてください。

インターネットで調べる

今はインターネットが普及し、自宅にいながら多くの物件を探せるようになりました。
建売住宅であればすでに完成している物件も多いので、外観や間取りなど「検索サイト」を使って確認することができます。
「検索サイト」は検索機能を使って、エリア・希望価格・その他の細かい条件を入力することができるので、希望の物件を絞り込めるのが便利です。

不動産屋さんに行く

インターネットでも手軽に物件を探すこともできますが、直接、不動産会社に出向いて探す方法もあります。
自分専任の営業マンが担当につくことで、まだ表に出ていないような新規の物件や、掘り出し物を紹介してくれるかもしれません。
希望しているエリアの不動産会社を訪れて相性のよい営業マンを探すことをおすすめします。不動産の取引は時間を要するので、精神的に不安になった時も親身になってくれる頼れる存在がいると、安心できますね。

物件を見に行く

インターネットや不動産会社で物件を探したら、現地へ物件の確認に行くことをしてください。
まわりにどんな建物が立っているか、日当たりや風通しなどは良好かなど、現地に行かないとわからないことも多々あります。
建売住宅の場合、建物が完成する前に販売されていることも多いので、実際に完成している物件を見学しておくと、イメージが湧きやすくなるかもしれません。

申し込みから契約まで

申込み

購入物件が決まったら、購入の意思を伝えるために書面などで「購入申込書」を提出することになります。
人気の高い物件ですと、他の買い手さんがいつ申し込みをするかわかりません。
そのような時に日付、時間を記入した申込書を提出することで優先度が高くなってきます。
また、場合によっては1万円~10万円程度の「申込証拠金」を一緒に支払う必要がある場合がありますので、担当営業マンに確認してください。

住宅ローン(事前審査)

気に入った物件が見つかったら、自分たちの収入でローンが返せるか、資金計画を立てます。
次に必要なのが、住宅ローンを借入れできるのか事前に審査を行うことです。
これは、購入申し込みとほぼ同時に行います。
借入れするときの年齢や、勤続年数、完済時の年齢確認、年収からローンの返済率を求め、健康状態もチェックし、住宅ローンを返せるかどうかを判断するものです。
準備しなければいけないものとしては
・年収がわかる前年度の源泉徴収票または、課税証明書
・印鑑
・顔写真付きの身分証明書
・他に借入れがある場合、返済内容がわかるもの
などを揃えておきましょう。
1週間ほどで結果がわかり、金融機関からOKの打診があれば、契約をすることができます。

契約まで不動産屋さんに調べてもらうこと

ローンの事前審査を申し込み、契約までの間に確認しておいた方がいいことがあります。
不動産会社が売主である場合や、仲介に入る際は契約前に「重要事項説明」を行うことが義務付けられています。
これは、土地の面積、建物の構造や権利関係が詳細に説明されたもので、「宅地建物取引士」が文書を示して説明する義務があるものです。
契約当日にこれを理解することは難しいので、できれば事前にコピーなどを入手し、内容をじっくりと確認しておきましょう。
特に注意するべき点は、最後に記載されている「特記事項」や「容認事項」などです。
不動産会社からのお断りであったり、買主にとってどちらかというと不都合なことが書かれたりしていることがありますので、納得してから契約することが重要になります。

契約

ローンの事前審査が通れば契約をすることができます。
宅地建物取引士から重要事項の説明を受け、不動産売買契約を結びます。
内容に疑問点や問題点がなければ契約手付金を支払い、契約書に署名・押印します。

・契約手付金(物件の5%~10%)
・印紙代
・印鑑
・仲介物件であれば、仲介手数料の半金)
を準備しておきましょう。

住宅ローン本審査

不動産売買契約が済んだら、住宅ローンの本審査

住宅ローン本審査

不動産売買契約が済んだら、住宅ローンの本審査を申し込みます。
事前審査を行っていれば、ほぼ審査は通りますが、申し込む本人や物件の条件に変更があると落ちてしまうこともありますので注意が必要です。

住宅ローンの種類を決める

住宅ローンの本契約では、借入れた金額を、変動金利で返済するのか、固定金利で返済するのか、選ばなくてはなりません。
詳細に関しては以下の記事に記載してあります。
https://o-sumu.com/column/estate-buy/15022/

ローン契約(金銭賃借消費契約)

住宅ローンの返済方法を決めたら、「金銭消費貸借契約」を行います。
必要な書類は金融機関により異なりますが、概ね
・住民票
・印鑑証明書
・課税証明書
・実印
・通帳・通帳印
などが挙げられます。
役所に行かないと手配できないものもあるので、早めに準備しておくことをおすすめします。

代金の支払い・引き渡し

決済

売買契約が終わり、無事に住宅ローンの本審査も通ったら、銀行からお金が振り込まれるので、それを売主側に支払うことで決済になります。
通常、融資を受けた銀行で行いますので、土日に決済することはできないので注意が必要です。
準備するものは
・印鑑証明書
・住民票
・実印
・ローン口座の通帳
・銀行印
・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
・仲介であれば、仲介手数料の残金

振り込まれた残金を売主に支払い、所有権の移転(保存)登記を司法書士に委任することで決済は完了します。

建売・不動産購入から引っ越しまで

引き渡し

残代金を振り込み、所有権の移転登記も完了すれば、家の鍵を受領できます。
そして、現地で物件の最終的な確認を行います。
重要事項説明書や売買契約書、付帯設備表といった契約の時に確認したことが変更になっていないか、建物の設備状況・仕上がりに変更はないか、境界線はちゃんと示されているかなど確認しましょう。

引っ越し

物件の鍵を受領したら、いよいよ新居への引越しです。
引っ越しそのものは、引越し業者にまるごと依頼することができますが、住まいが変わるとなると以下のような様々な手続きが必要になります。
・退去する家の賃貸契約解除の手続き
・ライフラインの手配
・新居のサイズ確認・家具購入
・役所・郵便局などでの転居手続き
ざっと挙げただけでもこれだけありますので、以下のリンクから詳細について確認してください。

https://o-sumu.com/column/estate-buy/25546/

最後に

ということで今回は建売住宅の購入から引っ越しまでの流れを解説いたしました。
こうして見ると住めるようになるまで意外と必要なことが多いかもしれませんが、夢のマイホームの取得に必要なことですので乗り越えていきましょう。

それでは大分不動産情報サービスの臼井でした。

コラム一覧
かんたん物件リクエスト
資料請求はこちら資料請求 会員登録はこちら会員登録 ご来店予約はこちらご来店予約