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中古住宅を購入するときの値引き交渉ってできるの?方法など解説します。

中古住宅を購入するときの値引き交渉ってできるの?方法など解説します。

中古住宅の値引き交渉について|大分不動産情報サービスのコラム
結論からいうと、値引き交渉は中古住宅を購入される方、ほとんどの方が行っています。
この記事ではどんなタイミングで、いくら位の値引きができるのかなど詳しく解説していきます。

今は、中古住宅を購入するときの助成金が充実していますし、リフォームして好みの内装に仕上げることもでき、市場では年々人気が高くなっています。
ただ中古住宅は、新築と違って築年数が経っているとはいえ、大きな買い物。
・いざ購入する際に、値引き交渉はできるのか?
・一体どのくらい値引き交渉ができるのか?
気になるところだと思います。

 

中古住宅の値引きはできる?

中古住宅を買うメリット

駅の近くの物件、子どもの学区を変えたくないなど、範囲をしぼって購入しようとするときや、予算を高く見積もれないような時は、中古住宅を検討すると身近で良い物件が見つかる可能性が高くなります。
※中古住宅の購入の注意点はこちらの記事でも解説しています。
https://o-sumu.com/column/estate-buy/25589/

中古住宅の値引きは可能

中古住宅の市場では、物件を売る人(売主)と買う人(買主)の間で取引が行われますが、値引き交渉はほとんどの取引で行われています。
売主としても、周辺の相場を参考に「この金額で売れたらいい」という希望価格で売却をスタートすることが多いので、交渉の余地はあるということです。

住宅の価格は何千万円という単位なので、数パーセントの値引きでも買主にとっては数十万円から数百万円という単位での値下げになります。なのでその分のコストを必要経費にまわすこともできますよね。

実際に値引きはどれくらいできるのか?

では、実際に値引きはどのくらいまでできるのでしょうか?
値引きの金額を高く出しすぎて、売主様を怒らせてしまったら・・・
逆に、安く出しすぎると本当はもっと下げれるんじゃない?
などなど、金額が大きなお買い物なので不安になってしまう方も少なくないのではないかと思います。

実際に売り出し価格は不動産会社が決めるのではなく、所有者である売主様です。
住宅を売る事情であるとか、物件の状態の善し悪しで値引き額も違ってきますが、一般的に売り出し価格の約10%までは、値下げをしてくれる上限だという統計もあります。
あとは、キリがいいので端数を値下げしてもらうというパターンもあります。

これはあくまでも例で、中古住宅は売主の売却事情で値引き額の幅が違ってきます。
内見する際など、売主が立ち会うような物件であれば、さりげなく売却の理由を聞いてみるのもいいかもしれません。

中古住宅の値引きはどれぐらい|大分不動産情報サービスのコラム

値引きしやすい家・値引きが難しい家

では、どのような物件が値引き交渉をしやすいのか、また値引き交渉が難しい物件はどんな特徴があるのでしょうか?

値引きがしやすい家の特徴

中古住宅の価格は売主様が決めます。
・その物件に対する思い入れが強い
・住宅ローンの残債が多く残っている
など個別の事情があるため、周辺の相場よりも高く売りに出されているケースがあります。あきらかに高いと感じる物件は値引交渉の余地があるでしょう。
また、売りに出してから3か月以上は経っていて、内覧者が少ないような物件、売却を急がなければならない事情があるような物件は値引き交渉がしやすくなります。
不動産会社が把握しているケースがほとんどですので、尋ねてみるといいでしょう。

値引きが難しい家の特徴

売りに出してから間もない物件は、まだ高値で購入してくれる人が現れるかもしれないという心理が働き、値引きは難しいです。
また、売主様自身が相場をしっかり把握し、これ以上は下げられないというラインで価格を設定している場合も値引きは難しいでしょう。
築年数が新しい物件も購入を希望する人が多く、売り出し価格でそのまま購入するという買主様が現れてしまうかもしれないので、難しいかもしれません。

中古住宅を値引きする際のポイント・注意点

値引きの相場を知る(相場の事前調査)

値引き交渉をするなら、事前に購入したい物件がある地域で物件の相場を調べておきましょう。
インターネットで手軽に売り出し価格の相場を調べることができますし、不動産会社のホームページなどで、地域の物件の相場を調べることもできます。

購入する気がある事をちゃんと伝える

中古住宅の取引は、売主様が個人であることが多いです。当然、売主も色々な不安や期待を抱えて売却をしています。
なので、売主、買主の信頼関係が重要です。
いたずらに値引き交渉を提示するのではなく、値引きした金額であれば必ず購入するという意思を示すことが大切になってきます。

売主様の立場や状況なども考えながら交渉を進める

中古住宅が売りに出されているときは必ず、「売る理由」があります。
その理由が急ぐことのか?急がないことなのか?これがポイントになってきます。
足元を見るようですが、そこをしっかりと把握していないと、値引き交渉も徒労に終わってしまうこともありますので慎重に交渉を進めてください。。
自分が内覧して気に入るということは、少なからず他の内覧者も気に入る可能性が高いということです。自分の予算がこの金額だからと、早まって値引き交渉をしてしまうと、別の内覧者が値引き交渉をせずに、すぐに購入してしまうというケースも多々あります。

せっかく気に入って見つけた物件であるなら、仲介している不動産会社と相談しながら交渉することが大切になってきます。

中古住宅値引きについて「交渉する」|大分不動産情報サービスのコラム

値引き交渉をするタイミングは?

実際に物件を見て気にいって購入したいとなった時、どのタイミングで値引き交渉をすればよいでしょう。

買い付け証明を出す時

物件を購入する意思が固まったら、売主に対して「買付証明書(購入申込書)」を提出します。
自分の住所・氏名、日付、この価格だったら買いますという購入額を意思表示した書面です。
法的な拘束力はありませんが、売主様に信用を得ることができます。

住宅ローンの事前審査通過後

買付証明書を提出する前に住宅ローンの事前審査をしておくと、より説得力が増します。
ほとんどの方はローンを組んで購入することになるでしょうから、銀行などの金融機関にしっかりと、ローンを組めるという後ろ盾をもらっておくと、売主様からも「この人は本当に買う気があるんだな」と思ってもらうことができ、交渉がスムーズになることが多いです。

値段交渉をしてみよう!(まとめ)

中古住宅の売買は一期一会です。
気に入った物件が出たら値段交渉も大切なことですが、その物件を逃さないために「どうしたら購入できるか」ということを考えていきましょう。

・近隣の相場を良く把握する。
・売主の売却事情を知る。
・他に買手はいないかを確かめる
ことが重要になってきます。

そして、「この値段であれば購入する」という意思を、不動産会社にきちんと書面で伝えます。
売主様は少しでも高く売りたい、買主は少しでも安く買いたい、この間で仲介する不動産会社の担当営業は、場数を踏んだ専門のアドバイザーです。
自分の状況を正直に話し、どれだけこの物件が欲しいかというアピールをしていきましょう。
あまりに法外な要求をすると、交渉もうまくいかなくなってしまいますので、その都度相談してください。
きっと親身になって交渉してくれるはずです。

それでは、大分不動産情報サービスの臼井でした。

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