皆さん、こんにちは。
大分不動産情報サービス(SAKAI株式会社)代表取締役の臼井です。
突然ですが、皆さんは大分市で新築建売住宅や中古一戸建てを購入する時、
現金で購入しますか?それとも住宅ローンを利用して購入しますか?
不動産をお探しのほとんどの方が、
住宅ローンを利用して購入なさるのではないでしょうか?
逆にいうと、これからお探ししていこうかな?と思われている方の中には、
自分たちにはそんな貯金ないからマイホームなんて建てられない、買えない・・・と思っている方もいるのではないでしょうか?
実際に現金で購入する、という方は極稀で、ほとんどの方が住宅ローンを利用されております。
本日は、そんな住宅ローンについてのお話をしていこうと思います。
住宅ローンの種類
さて、住宅ローンを組もうと思い、いざ住宅ローンについて調べてみると
数え切れないほどの住宅ローンの種類が出てきます。
これは、日本全国にある各々の銀行さんを始めとする金融機関がそれぞれ独自の住宅ローンという商品を抱えているためいろいろな商品が住宅ローンとして表示されているということです。
実際に、住宅ローンというのは大きく分けて3つにわかれています。
・全期間固定金利型
住宅ローンを組んでから完済までの間金利が変わらず安定しているものです。
「フラット35」などの商品が該当します。
金利が固定しているため長期的な計画を立てやすいですが、
金利は他の種類に比べて高めです。
・固定金利期間選択型
5年、10年など期間を指定しその期間金利が固定されるというものです。
固定金利と変動金利のハイブリッド。
全固定金利よりも金利はやや低いですが、固定する期間が長くなれば長くなるほど金利は高くなります。
・変動金利型
全期間に渡って金利が固定されている「全期間固定金利型」とは対象的に、金利が変動し続けます。
正確には半年ごとの見直しになっておりますので、半年ごとに変動していきます。
計画は立てづらいですが、金利は一番低いです。
インターネットで調べると数百種類ある住宅ローンですが、
ベースとしてはこの3つしかないと思ってください。
▶︎住宅ローンのご相談もオンラインミーティングで行えます。
▶︎住宅ローンのシュミレーションはこちらで簡単にできます(住宅金融支援機構様/外部リンクへ飛びます)
住宅ローンの流れ
住宅ローンを決定してから、マイホームを購入するまでにどのような流れをしていくのか。
次は、そんな住宅ローンの流れについてご説明していきましょう。
事前審査
銀行に出向かずに、気軽にインターネットやお世話になっている不動産業者、ハウスメーカーで行うことができます。
この段階で、どの銀行にしようか決めておく必要はありません。
数社で審査は出すことができます。
おおよその組みたい金額と、
持ち物としては、
・身分証明書の写し
・源泉徴収票
・印鑑
・(借入がある場合は)返済計画書等残債がわかるもの
があれば基本的には審査をすることができます。
審査は早くて1~2日で完了します。
本審査
事前審査が終わった後、不動産の契約を経て、本審査に望みます。
この段階で、どの金融機関にするかを決定しておく必要があります。
本審査は事前審査と比べて、入念な審査になりますので機関としては10日~2週間ほどかかると思っておいたほうが良いでしょう。
また、本審査は金融機関に出向き、銀行員さんと面談を行います。
また、ここでは財務状況だけではなく健康面での告知を行うシーンもございます。
住宅ローンは、「団体信用生命保険」といって契約者に万が一のことがあった場合の保険をかけることが多く、
生命保険と同様に健康面での告知を行う必要がございます。
金銭消費貸借契約
無事、本審査が通れは金銭消費貸借契約といって住宅ローンを組むための契約を行うこととなります。
銀行員との面談の上で署名捺印を交わします。
この契約から数日で指定の金額が口座に振り込まれることとなります。
おわりに・・・
大きな金額を組むということはそれなりに段階を経て頂く必要があります。
また、審査の基準は財務状況だけだと思われがちですが、健康状態なども大きく関係してくるということを覚えておいていただければと思います。
このコラムが少しでも皆様のお役に建てばと思っております。
それでは,
大分不動産情報サービスの臼井でした。