建売住宅で後悔しないためにはどうすればいい?と気になっていませんか?
本記事では建売住宅で後悔しないためのポイントを紹介します。
目次
建売住宅を購入して後悔したこと
他社様などで建売を購入されて「後悔した」というお客様の声を何度かお聞きしたことがあります。
弊社も建売住宅を施工しておりますので重々にわかっておりますが、建売住宅の質は必ずしも悪くありません。
それなのになぜ、建売住宅を購入して「後悔した・・・」と感じられる方がいるのでしょうか。
弊社では、さまざまなお客様の声を拾い、いくつかの理由があることがわかりました。
太陽の光が当たらない!?
建売住宅は、大分では土地が30坪あれば建つと言われています。
(もちろん、東京などではもっと小さな土地でも建っているようですが・・・)
注文住宅の場合、60坪程度の土地を探して、お庭なんかも考えながら建てたりする方が多いです。
一方で、建売住宅の場合は、その60坪の土地に2棟建物を建てようとします(笑)
そうすると、当然のようにお庭などはスズメの涙ほどの大きさで周りのお家なんかとはスペースもさほどありません。
それを考えると、当たり前のように日当たりはお世辞にも良いとは言えないでしょう。
太陽の光が入らないお家は、イメージ的にも良くは見えないと思う方が多いと思います。
よく、「日当たりが良いお家がいい」というお客様の声を耳にすることがありますが、
これは、昔からのイメージが残っているのでは?と私は思うことがあります。
日当たりが悪いお家というのは、要約すると日中が暗いということです。
昨今、共働き世帯がほとんどという時代で、日中に自宅にいる時間はどのくらいあるのでしょうか?
そこは一つ、考える必要もあるかもしれませんね。
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少し脱線しましたが、2つ目です。
住んでみるとしっくりこない
建売住宅はその名の通り、「建ててから売り出している住宅」ですので
当たり前ですが間取りの変更はできません。
マイホーム選びに妥協はつきものですが、あまりにも妥協してしまうと
「なんだか、しっくりこないなぁ」と感じてしまうこともあります。
妥協が過ぎると、ご自身のライフスタイルにも大きく影響することもあるかと思いますので注意が必要です。
立地条件が悪いと住みにくい
間取りやデザインが気に入ったとしても、住むのは「その地域」です。
これから何十年も住んでいくその場所で、駅から遠かったり、スーパーが周りになかったりすると
せっかくの気に入ったお家でも、不便さの方が気になってくるでしょう。
これは建売住宅だけに言えることではなく、注文住宅でも中古住宅でも該当しますので、
「住む地域」もぜひ意識すると良いでしょう。
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他はあまり見ないで即決してしまいがち
建売住宅というのは、そのエリアに複数建っていることが多く、
チラシや営業マンは「残りはあと1棟ですよ」などと、急かされがちになることもあります。
さらに、土地と建物がセット価格であるため、ハードルも低そうに感じてしまうため、
「他を見ずに買ってしまった・・・」という声もよく耳にいたします。
即決が悪いというわけではありませんが、人生で1度購入するかどうかというマイホーム。
一度立ち止まって考えることも必要だと思います。
小さな部屋になりがち
最初にお話ししたように、建売住宅は非常に小さい土地に建てるということもあり、比例して建物も小さくなりがちです。
そうすると、一つ一つのお部屋もかなり小さくなってしまうということで、「部屋が狭過ぎる」と思われる方も多くいらっしゃいます。お部屋だけではなく重要になってくるのは収納や玄関スペースで、これらも建売住宅を購入される際に、くらしのイメージをしながら購入の吟味をすることがポイントとなってくるかと思います。
建売住宅購入で後悔しないために、何を押さえておくべき?
建売住宅の購入を検討されている方は、ポイントを押さえて、理想のお家を選ぶことをお勧めします。
ここからは特に重要なチェックポイントについて解説します。
収納スペースは確保されているか
先ほどもお話ししたように、お家が小さくなってきている昨今で、まず優先的に小さくなっているのは収納スペースです。
中には、パントリーやシューズクローゼット、ウォークインクローゼットなどが完備されている建売住宅も多いですが、
各部屋にある収納がどのくらいの広さなのかということをチェックすることも必要と言えます。
同じ会社が建てた他の物件もチェック
建売住宅の中には、まだ完成していない物件が売られていることもあります。
それでも「残り1棟」などと購入を急かされることがあります。
その場合は、焦らずまずは同じ会社が施工した他の物件などをチェックするのも一つの手です。
人気なエリアなどになると、本当にすぐ売れてしまったりするので吟味し過ぎるのも悪かもしれませんが、
「他に建てているお家はないですか?」と聞いてみることも1つ手ではないかと思います。
アフターサービスは充実していますか?
建売住宅を購入し、しばらくすると「水漏れが・・・」「クロスが禿げてきた・・・」など、
トラブルに見舞われることもあるかもしれません。
そうした時に、施工した会社や販売した会社のアフターサービスが充実していないと、
余計な費用や急な出費が発生する場合がありますので注意が必要です。
生活環境の研究
これも先ほどお話ししましたが、いくら良いお家を買おうが、住むのはその「地域」です。
住宅を購入する前はその周辺を歩いて散歩してみたり、どんなスーパーがあるのかや、
病院がどのくらいの距離にあるのかなど、調べておくに越したことはありません。
また、私どもが良くお話しするのは、近隣にどんな方が住んでいるかです。
折角理想のおうちに引っ越してきたのに、隣の方にちょっと難があったりすると一気に気持ちもブルーになるでしょう。
その辺も不動産屋さんに相談すると良いかもしれません。
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建売住宅を購入するのは良いこと?
建売住宅は細かいことにこだわらない人や、予算が限られている人に人気があります。しかし、安く購入した土地に安い家を建てた業者がいて、中には売られているものもあるので、建売だからといって急いで決めずに、よく吟味してから買うべきだと思います。後悔しない家の売買のためには、家の販売会社を選ぶことが何よりも大切です。
まとめ
今回は建売住宅で後悔しないためのポイントについて紹介しました。
建売住宅を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
以上、大分不動産情報サービスの臼井でした。