こんにちは。SAKAI株式会社大分不動産情報サービスわさだタウン店の佐々木です。
皆様お気に入りの本や雑誌はありますか?
私はあまり活字は好まないのですが・・・。写真や絵で感性を磨いております。感性豊かなのでしょう・・・(笑)。。
私は建築やインテリアの本や雑誌を読むことが好きなのですが、お気に入りはこの3冊です。
私の好きな建築家さんは「中村好文」さんです。(写真左)
もともと、尊敬する「石村由紀子」さん(写真右著者)が経営する奈良にある「くるみの木」カフェ・雑貨店を設計されたこともあってですが、
シンプルで無駄のない住宅がとても好きです。写真を見るだけで線の美しさと自然に溶け込んだ建物に癒されます。
世界の建築家では、ル・コルビュジエですが「小さな家」限定です。(写真中央)
皆さんも一度は目にしたことがあるでしょうか、ル・コルビュジエが両親に捧げたお家「小さな家(湖の家)」です。
無駄のない間取りがすばらしく、レマン湖に面した壁側に長い水平連続窓が湖の水平線と平行に設置してあり、湖の美しい風景を取り込む。
自然と一体になったような生活が毎日できるのは私の夢のまた夢です。。
写真をお見せしたいのですが。。Googleで調べてみてくださいm(__)m!!
さてこんな建築好きの私ですが、幸せなことに「不動産+リノベーション」というお仕事に携わっております。
威張れるほど数は多くないですが、いろいろな中古住宅を見せていただきました。
床下、天井、屋根上・・・。中古住宅は、年齢も違えば個性がありすぎます!
一戸建ては、マンションに比べてリノベの自由度が高く、楽しみも膨らみますが、どの物件でも自由にリノベできるというわけではありません。
リノベ向きの物件もあれば、リノベしにくい物件もあるし、できるけどお金がかかるものも存在します。
理想の住まいを実現するためにも、リノベしやすい物件を選びたいものですね。
その為には戸建てならではのチェックポイントを押さえておくことが必要です。
リノベーションしやすい物件を選ぶためのチェックポイント
●耐震改修が必要な物件か
中古住宅を購入する際、注意したいのが耐震性です。
現行の耐震基準、いわゆる新耐震基準は、1981年6月1日の建築基準法改正後の基準です。
構造に関わらず、1981年6月1日以降に建築確認を受けた物件であれば、新耐震基準で建てられていることになります。
築20年を過ぎてくると価格が低下する傾向があります。
水周りやクロスのみの工事が可能でリフォーム金額も抑えることはできます。
もちろん、旧耐震の建物であっても、改修リフォームによって新耐震並みに耐震性能を向上させることができます。
それなりに予算の必要な工事ではありますが、古い物件は価格も安いため、トータルでどちらの方がコストを安く抑えられるかはケースバイケースになります。
●間取りが変えられるか
戸建て住宅を構造で分類すると、木造・鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨造(S造)の3つに分けられます。
木造には、柱や梁から構成され、筋交いや合板で耐震性を確保する木造軸組工法(在来工法)と、面で建物を構成するツーバイフォー工法(枠組壁工法)の2つの工法があります。
日本で多く占める木造軸組工法は、柱や梁で建物を構成するので、壁を取り除いたり、移動させることが比較的容易にできるので、間取りの自由度は高いです。
逆に、ツーバイフォー工法や、壁式構造のRC造は、耐震性が高いというメリットがある一方、壁を撤去できなかったり、新しく窓を設けたりすることが難しいといわれています.
軽量鉄骨造も、柱・梁で構造をつくるのですが、耐震性を高めるためのブレースは取り外せないため、間取りが制限を受けやすい構造です。
また、プレハブ工法は、メーカーが独自に開発した工法でありますので、建てたメーカー以外は大きな改修がしづらい側面があります。
●インスペクションで雨漏りや構造上の問題をチェック
物件を選ぶにあたってチェックしておきたいポイントはたくさんあります。例えば、次のような点が挙げられます。
・外壁のひび割れや劣化
・基礎のひび割れ
・雨漏りの有無
・給排水管の水漏れ
・窓やドアの建て付け
・木材の腐朽、シロアリ被害の有無(木造住宅の場合)
ですが一般の方にとっては、判断が難しいものも多いです。外壁にヒビが入っていても、大きな問題はないこともあれば、早急に補修が必要なレベルに達していることもあります。
床下や天井裏・屋根裏は、劣化や雨漏りが起こりやすい部分ですが、確認がしづらい部分でもあります。
そういったときはインスペクション(建物状況調査)を利用しましょう。
建築の専門知識や資格を持ったインスペクターに、建物の状態を検査してもらうことで、どのようなリフォームが必要かを判断することもできます。
すぐに補修が必要な部分はリノベーションと合わせて工事し、将来的に修繕が必要になる箇所もあらかじめ把握できます。
天井裏や床下のように、目につきにくいけど重大な問題(劣化や雨漏りなど)が起きやすいところも、きちんと点検してもらいましょう。
まずは自分でできる「中古住宅のチェック項目」です。ご参考に。
リノベーションとは劇的に住宅を変える可能性を持っています。
リノベーション向き物件探しには、不動産屋がリノベーションに詳しい会社であることが大切です。
大分不動産情報サービスは、「ワンストップサービス」という、物件探しからリノベーションまで一環してできる不動産屋です。
リノベ向き物件の探し方、まずは人間的にも信頼できる不動産屋探しから始めてみましょう。
スタッフブログを最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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大分不動産情報サービスわさだタウン店の佐々木でした。