皆さんお家をお探しのとき、広告などで「リノベーション物件」と書かれているのを目にされたことはございますでしょうか?
本日は最近人気のリノベーションについて、リフォームとの違いも一緒に大分不動産情報サービス(SAKAI株式会社)代表の臼井がお伝えします。
目次
リノベーションとは
新築当初とは異なる、新たな付加価値をプラスするような大規模な工事。
生活スタイルに合わせてお家を変えることができます。
戸建住宅のリノベーション物件と、マンションなど集合住宅のリノベーション物件に大きく分けられます。
さらに、自分で中古住宅を購入してからリノベーションを行う場合と、あらかじめリノベーション工事が済んだ物件を購入する場合とがあります。
自分の住み方に合わせて、自由に内装を設計できる、新築に比べて費用を抑えられことがおすすめポイントです。
都心部など人気が集中するエリアでも、中古物件なら残っている可能性が高いので、資産価値の面で見ると、購入時よりも物件の価値を上げることもできる可能性があります。
リフォームとは
老朽化した建物の一部もしくは全体を、建築当初の性能に戻すこと。
下記のような内容があげられます。
・雨漏りなどの修繕
・外壁の取り替え
・住宅設備(キッチン、浴室などの水周り主体)の取り替え、補修
![リフォームとリノベーション図解](https://o-sumu.com/master/wp-content/uploads/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5.png)
リノベーションとリフォームの違い
リフォームとリノベーションは、線引きが難しいところではありますが、主な違いは「工事の規模」と「工事が完了した後の、住まいの性能」の2点に関わることと考えるとよいでしょう。
工事の規模
システムキッチンやユニットバスなどの設備の交換や、クロス・床などの内装工事はリフォーム。
間取り・排水管などの移動を伴う大規模な工事はリノベーションと考えましょう。
住まいの性能
住まいの性能に関しては、リフォームは住まいの性能を新築当時のような状態に戻す工事であり、リノベーションは、そもそもの用途を替えたり、新築当時を超える性能にする工事と理解しておきましょう。
リフォームが向いている場合
キッチンや洗面台をもっと使いやすくしたいという場合や、古くなったフローリングを新しいものに交換したい場合などは、リフォームで解決します。
リノベーションに比べて工事期間が短くコストも安いため、予算や工期を抑えて、最低限の機能性を確保したいときにはリフォームがおすすめです。
また、リノベーションでは既存の配管や壁を撤去するため、完成後のイメージがつかみにくいので、大幅にイメージチェンジをしたくないときにはリフォームが良いでしょう。
リノベーションが向いている場合
水回りの機能を大きく向上させるために配管の移動が必要な場合や、出産・子供の独立・二世帯同居などで部屋の数を変更したい、間取りを大幅に変えたいという場合には、思い切って既存の壁を撤去してリノベーションを行うと効率的です。
また、住宅を購入する際に、好みの立地や間取りの新築物件が見つからなかった場合に、中古物件を購入してリノベーションを行う方法も人気を集めています。
▼YouTubeでリノベーション物件を見る
リノベーションのメリット
最近注目が高まっているリノベーション。
ここでは、中古物件を購入してリノベーションする魅力をご紹介します。
ライフスタイルに合わせた自由な間取り
![間取り](https://o-sumu.com/master/wp-content/uploads/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429.png)
好みに合わせておしゃれなデザインに
![おしゃれなデザイン床材](https://o-sumu.com/master/wp-content/uploads/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf.png)
良い立地に低コストで住める
![良い立地に住む](https://o-sumu.com/master/wp-content/uploads/1efad1b5aa917a846fa5b3fc11367269.png)
新築では駅近や住みたい街に家を持つことは難しい場合でも、中古物件なら新築よりも費用相場が安いので、立地を重視して物件を選ぶことができます。
また、すでに開発されている駅の周りでは、駅近に新築物件が建てられる可能性はかなり低いですが、中古物件なら物件数も多いので、どうしても住むエリアを譲れない方には、嬉しい情報ですね♪
ライフスタイルの変化
マイホームを取得してからは、家族で何十年と住み続けていくものです。
月日が流れていく間に、それぞれのライフスタイルも変わっていき、住宅や設備は劣化していくため、メンテナンス対応もしなくてはいけません。
水回り設備をまとめて交換したいときや、お子さんの成長に合わせて子供部屋を増設あるいは撤去したいとき、高齢になった家族のために段差を減らすバリアフリー工事をする際にも、リノベーションを行うご家庭が増えています。
自分好みに設計できるリノベーション。興味のある方は、リノベーションに対応できる施工会社に見積もりを依頼し、内容を比較してみるとよいですね!
夢のマイホーム!新築にするかリフォーム・リノベーション物件にするか悩まれるかと思います。
そんなときは、ぜひプロである私達にお悩みごとをご相談ください。
また、このコラムが少しでも皆様のお役に建てば嬉しいです。
それでは大分不動産情報サービスの臼井でした。