「自然がある場所で、子どもをのびのび育てたい」
「生活費を抑えつつ、教育や医療も安心できる街に移住したい」
そんなふうに考えて、大分市への移住を検討している方も増えてきました。
最近では「児童手当が増えたらしい」「移住でもらえる補助金がある」といった話を耳にすることもありますよね。
この記事では、大分市に移住したいと考えている子育て世帯向けに、「子育て支援制度」「生活環境」「教育・保育」「安全性」「移住補助金」について、わかりやすくまとめました。
大分市って実際どうなの?という疑問にこたえる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
大分市の子育て支援制度はどこまで進んでる?
大分市は、子育て支援がかなり手厚くなってきています。
たとえば、2024年10月からは児童手当の所得制限が撤廃され、すべての家庭が対象に。しかも高校生年代(18歳の年度末まで)まで支給対象が広がり、第3子以降は月3万円がもらえるようになりました。
さらに、2024年からは「出産・子育て応援給付金」もスタート。妊婦1人あたり5万円、生まれた赤ちゃんにも5万円が支給されます。こちらも所得制限なしです。
2025年6月からは、「こども誰でも通園制度」の試行が始まり、働いていない親でも、生後6か月から保育所を利用可能に。1時間あたり300円、月10時間まで利用できる制度です。
こうした制度は、移住してすぐに利用できるものが多く、「住んですぐ助かる支援」がそろっているのが、大分市の強みといえそうです。
次は、気になる毎日の暮らしやすさについて見てみましょう。
移住後の生活は?買い物や医療も安心の環境
地方移住で不安に思うのが、「病院や買い物は不便じゃないの?」という点ですよね。
でも、大分市ではそんな心配は少なめです。というのも、市内には医療機関が約625か所、スーパーマーケットも85店舗以上あり、どのエリアに住んでも生活に困りにくい環境が整っています。
「アミュプラザおおいた」や「グリーンコープ」などの大型施設もあり、車があれば買い物に困ることはほとんどありません。
また、自然体験ができる公園や図書館、児童館、河川プールなど、子どもがのびのび過ごせる場所もたくさんあります。
「自然」と「都市の便利さ」がちょうどいいバランスで共存しているのが、大分市の暮らしやすさです。
続いては、安全面や災害対策についてもチェックしておきましょう。
防災・治安は?子育て世帯にとっての安心度
2024年には台風の影響で市内に浸水被害がありましたが、その後、大分市では花園・下郡エリアに新たなポンプ施設を整備。災害への備えが着実に進められています。
さらに、スマホで使える**「ハザードマップアプリ」**もあり、水害や土砂災害のリスクを事前に確認しやすくなっています。
交通面では、**2024年の交通事故死者数が過去最少(28人)**となり、事故件数も減少傾向。ただし、「椎迫入口」や「森」といった交差点は事故が多いため、引っ越し前にエリアを下見しておくのがおすすめです。
治安面でも、大分市は比較的落ち着いており、子育てしやすいエリアとして選ばれやすい地域です。
では次に、保育園や学校など教育面も見ていきましょう。
教育・保育はどう?安心して子どもを育てられる環境
大分市には、幼稚園が40園、小学校が55校、中学校が33校、高校が20校あり、市内にバランスよく分布しています。
保育園についても、2025年から始まる「こども誰でも通園制度」で、非就労家庭でも利用可能になるため、柔軟な子育てがしやすくなります。
また、市内には「こどもルーム」と呼ばれる支援施設が11か所以上あり、未就園児と保護者が気軽に遊びに行ける場所が充実。週末や休日には、佐野植物公園や河川プールで自然体験ができるのも大分ならではです。
通学や保育で困りにくく、育児と仕事の両立も見据えやすい環境だといえるでしょう。
さて、ここからが気になる方も多い「移住支援金」について見ていきます。
大分に移住したらもらえる?補助金・支援金のポイント
2025年現在、大分県や大分市では移住者向けの補助金制度が充実しています。
まず、「移住支援金」として、以下のような金額が支給されます:
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世帯移住:最大100万円
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単身移住:最大60万円
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子育て世帯(18歳未満の子ども同伴):最大30万円の加算
特に2025年10月以降は、「39歳以下」または「子育て世帯」に対象が限定される予定なので、早めの移住を検討している方にはチャンスです。
加えて、大分市では独自の「移住応援給付金」も実施しており、
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子育て世帯:30万円
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単身・その他世帯:20万円
などが支給される場合もあります(※住宅購入や特定物件の賃貸などが条件)。
さらに、「空き家購入補助金」では、大分市の空き家バンク登録物件を購入する際に最大30万円が補助される制度も。
ただし、これらの補助金は「移住から1年以内に申請」「転勤などの転入は対象外」「支援金の併給不可」などの条件もあるため、事前に市役所などで確認しておくことが大切です。
制度によってはすでに受付終了している場合もあるので、「予算に限りがある」という点も頭に入れておきましょう。
まとめ
大分市は、児童手当や保育制度の拡充、生活インフラの整備、移住支援金など、移住してすぐにメリットを感じやすい子育て環境が整っています。
「都市の便利さと自然の豊かさ、どちらもほしい」
「子どもとゆとりある毎日を過ごしたい」
そんな方には、大分市での子育てがぴったりかもしれません。
県外から移住をご検討されている方はお気軽にお問い合わせください。