住宅を購入しようと考えた時、
・新築物件は新しいけれど、価格が高いイメージがある
・中古物件は価格が安いけれど、価値としてどうなのだろう?
そんな風に、悩んだこともあるのではないでしょうか?
新築物件は魅力がたくさんありますが、予算的に難しい場合、中古住宅も選択肢に入ると思います。
言わずもがな、中古住宅のメリットは、新築に比べて価格が安いことです。
それに、すでに建物が出来上がっているものなので、実際に住んだ時のイメージが想像しやすいです。
図面だけで判断するのではなく、ご自身で内覧することをお勧めします。
内覧というのは、興味がある物件を事前に見せてもらうことです。
今回は、中古住宅を内覧する際にどんな点に注意したらよいか?
解説していきます。
目次
インターネットの普及により、写真や動画で物件を見ることができる時代になりました。
忙しい人にとって、とても便利なシステムですが、室内の状況、例えば匂い、湿度、壁紙の状態、建具の強度具合など、実際にお部屋を確認しないと、判断がつかないことが多いです。
そこで、現地の内覧をすることを強く、おすすめします。
その際の注意点をあげていきますので、確認してみてください。
内覧する際には、「ここもチェックしておけば良かった」と後悔せずにすむように、事前に準備をしっかりとしておくと安心です。
そこで、あれば便利なものをご紹介しますね。
・間取り図
・メジャー
・方位磁石
・スマホ・カメラ
・筆記用具
間取り図は図面を見ただけではわからないことを、メモ代わりに使うといいですね。
売主さんの許可があれば、写真も積極的に撮りましょう。
図面を見ただけでは判断できないのが、間取りです。
動線など、使い勝手は良さそうか、天井の高さは十分あるか?などをチェックしましょう。
メジャーで寸法を測るなど、今自分が持っている家具を配置しても大丈夫かどうか?の確認もしておいたほうが安心です。
中古住宅の場合、一戸建てに限らずマンションでも年数の経過とともに、建具に歪みが生じてきてしまいます。
実際に、開閉させてもらい、スムーズに動くかどうか確認してみてください。
壁紙(クロス)の汚れや剥がれ具合、またひび割れがあるかどうかも確認しましょう。
汚れや、ペットやタバコによる臭いもこの壁紙にたっぷりしみ込んでいる場合があります。
クリーニングだけで、落ちなかった場合、剥がして新しいものに張り替えなければなりません。
天井なども含めると、面積が大きいので費用がかさんでしまうことにもなりかねませんので、チェックしておいたほうがいいでしょう。
どのくらいの物が収納できるのか?を確認するとともに、湿気が溜まりやすい場所なのでかび臭くないか?などチェックしましょう。湿気が多いようだと、ものが傷む原因にもなります。
また、収納スペース内の壁にシミがないかも確認しましょう。一戸建てなどの場合、隠れた雨漏りがあるかもしれません。
家具や家電の配線を希望通りの配置にできるか、コンセントの位置や数を確認しておきましょう。また、電話はここに置きたかったのに、モジュラージャックの位置が違うといったことにもなるので、確認が必要です。
キッチン、バスルーム、トイレといった水回りの使用感もチェックが必要です。
丁寧に使用されていれば、改修の必要はなくハウスクリーニングで十分でしょうが、床が浮いていた、壁にシミがあるなどの場合は水漏れがあった確率が高くなります。
水回りを回収しなければいけないとなると、費用もかさみ、購入の際の資金計画にも影響してくるので、よく確認することが必要です。
不動産屋から提供される図面に、方位は必ず載っていますが、自分でも日当たり具合を確認しておきましょう。
中古住宅の場合、すでに建築されいるので、日当たりや風通しは確認できます。
間取り図では南向きで条件が良かったが、実際に現地で確認すると、目の前に建物があり、日当たりが良くなかった、風通しが良くなかったということも多々あります。
ここは、必ず現地で確認しておきたいポイントです。
中古物件を購入する時は、利便性を考えて探す人が多いです。
物件概要書に書いてある、最寄り駅、バス停からの距離やかかる時間、交通の渋滞状況など質問してみましょう。バスを利用する場合、交通渋滞に巻き込まれると予定の時間では到着できない場合があります。
また、徒歩で通勤・通学する場合、不動産業者も知らない、近道を知っていらっしゃるかもしれません。ぜひ、聞いてみましょう。
実際に生活してみないとわからないことはたくさんあります。
近隣スーパーで安売りしているところはあるか、共働き夫婦であれば、遅くまで営業しているスーパーの存在も欠かせません。あとは、親しみやすい病院はあるか、といった情報を聞いておくと安心です。
子育て世代であれば、公園の有無や、子どもを安全に遊ばせることができる施設があるか、役所に近いかといったことも聞いておきたいところです。
あと物件概要書だけではわかりにくい騒音問題もあります。
ご近所で大きな音を出すような家や施設はないか、臭いがひどいことはないかなどです。
一戸建てであれば、自治会の存在や雰囲気なども確認しておきましょう。
昔からいる人が多い自治会と、住人の入れ替わりが多い自治会では特徴も違ってきます。
お子さんがいるご家庭ではイベントの有無も聞いておくと、楽しみが増えるかもしれませんね。
また、マンションに限っては、上下階に住んでいる人の確認もしておくといいかもしれません。
音の問題などでトラブルになるようなことはないか。家族構成など、知れる範囲で確認しておくと安心かもしれません。
中古住宅を購入する際、なぜ、売主さんが住宅を手離すことになったのか、購入する側としては、事実を知りたいですよね。
ご主人の転勤、親の介護、理由は色々ありますが、離婚や住宅ローンの支払いができないなど、マイナスなイメージで売却される方もいらっしゃるかもしれませんので、心象を悪くしないよう、直接聞かずに、不動産業者に確認してみるといいですね。
お子さん連れで内覧することは特に問題はありません。が、もし、預けておけるところがあるのなら、ご夫婦のみで行かれたほうが、集中して物件を確認することができるかもしれません。
元気のいい小さなお子様がいらっしゃると、内覧中に動き回ってしまって、家の中の物を壊してしまうのではないか、といったような心配をしながら見学することになります。
そうすると、売主さんに対して遠慮が生じ、結果ゆっくりと内覧することができなかったという事態にもなりかねません。
小さなお子さんがいると、印象は良くなるようですが、ここは判断を慎重にしましょう。
まれに、売主さんに直接、値引き交渉をする方がいらっしゃいます。
心情はお察ししますが、直接交渉をすることは失礼にあたりますし、印象もよくありません。
ここは、不動産会社を信用し、担当している営業マンにまかせましょう。
中古住宅を内覧する際のポイントをお伝えしました。
事前の内覧は、間取り図だけではわからないことを知るための、絶好の機会です。
不動産業者の営業マンも同行しますが、ご自身で聞きたいことを事前に考え、まとめて見学にいくことをおすすめします。
マナーを守って、印象を良くし、あの買主さんだったら・・と思ってもらえれば、値引き交渉にも快く応じてくださるかもしれません。
中古住宅を内覧し、理想の住まいを見つけてくださいね。
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